光回線の工事費改定|2027年4月前に確認する申込日

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NTT東日本とNTT西日本が、2027年4月1日のお申し込み分から光回線の工事費を改定すると案内しています。2〜4月の引越し時期に光回線を探す人にとって、いつ申し込むかで金額が変わりうる話です。私は公式ページを読み、変わる項目と変わらない項目、基準になる日付、公式から確認できなかった範囲を一枚にまとめました。分かる部分と、公式から確認できなかった部分を分けて書きます。

結論:NTT東西のフレッツ光では、公式が「2027年4月1日(木)お申し込み分から」と案内しており、工事日ではなく申込日が基準と読めます。光コラボ・auひかり・コミュファ光は、2027年4月以降の工事費を公式で確認できていません。申し込む前に、事業者へ書面かページで確認してください。

変わるもの・変わらないもの

NTT東日本が公表している、2027年4月1日お申し込み分からの改定内容です。金額はすべて税込で、HP申込かHP以外かで基準額が分かれます。

項目(NTT東日本) 現行 2027年4月1日お申し込み分から
基本工事費(NTT東日本HP申込) 8,250円 10,450円
基本工事費(HP以外) 9,350円 11,550円
屋内配線工事 10,340円 12,650円
回線終端装置工事費 2,310円 3,300円
交換機等工事費 1,100円 1,100円(改定なし)
土休日等工事費加算 3,300円 4,400円
フレッツ光の工事費例・合計(HP申込) 22,000円 27,500円
フレッツ光の工事費例・合計(HP以外) 23,100円 28,600円

2026-10-12にNTT東日本の公式ページで確認しました(ページ内の記載日:2026-09-30)。工事費は代表例で、工事内容により異なります。宅内配線を再利用し、お客さま自身で回線終端装置等を設置する場合、基本工事費は改定の対象外と案内されています。

NTT西日本は2026年9月30日に発表しています。フレッツ光の工事費は、新設・派遣工事ありで、NTT西日本の公式サイト以外から申し込んだ場合の例として、23,100円から28,600円になります。こちらも工事内容により異なります。工事費とは別に、ひかり電話に対応するホームゲートウェイ(HGW)のレンタルにも変更があります。

項目(NTT西日本) 現行 改定後
フレッツ光の工事費の例(公式サイト以外で申込・新設・派遣工事あり) 23,100円 28,600円(2027年4月1日お申し込み分から)
HGW(ひかり電話のみ利用・ひかり電話対応レンタル)機器利用料 ひかり電話の月額利用料に含む(別の機器利用料なし) 月額275円(2027年4月1日ご利用分から)
HGWレンタル・低価格プラン(フレッツ光ネクスト等) 月額275円 提供終了、標準プランへ移行(2027年4月1日)
HGWレンタル・標準プラン 月額495円 改定なし

2026-10-12にNTT西日本の公式発表で確認しました(発表日:2026-09-30)。HGWレンタルの低価格プランは、新規受付が2026年10月31日で終了すると案内されています。表の「ひかり電話のみ利用」の行と低価格プランの行は別の対象で、同じ利用者に両方が当てはまるとは限りません。自分の契約がどの区分かは、事業者の案内で確認してください。工事費は「お申し込み日」、HGWの利用料は「ご利用日」が基準で、基準日の種類が違う点に注意してください。東日本のHGW利用料は、私が公式ページの本文を直接確認できていないため、ここでは書きません。

基準は「申込日」:2027年3月31日までの意味

公式の表現は「2027年4月1日(木)お申し込み分から適用」です。工事の実施日ではなく、申し込んだ日で判定されると読めます。申し込みを3月中に済ませ、工事日が4月以降にずれ込む場合でも、改定前の金額が基準になる、という読み方です。ただし、これは公式の文言から私が読み取った内容で、個別の契約でどう扱われるかは、申し込む窓口に確認する必要があります。

逆に、3月末までに申し込めても、工事内容が変わって見積もりが増えることはありえます。前に挙げた金額は、どちらの会社も代表例です。実際の請求は、立会い工事の有無、土日の工事、配線の状況などで変わります。

HP申込とそれ以外の差

NTT東日本の表を見ると、同じフレッツ光でも、NTT東日本のホームページから申し込む場合と、それ以外から申し込む場合で、基準になる工事費が分かれています。2027年4月以降の合計例は、HP申込が27,500円、HP以外が28,600円です。現行では22,000円と23,100円です。

ここで取り違えやすいのが、NTT西日本の「23,100円から28,600円」です。西日本の例は「公式サイト以外から申し込んだ場合」の金額で、東日本のHP以外の合計例と同じ位置づけです。東日本のHP申込の金額と西日本の金額を並べても、条件が違うため、比較にはなりません。自分の地域が東日本か西日本かを確かめ、そのうえで「公式サイトからの申込か、それ以外か」を見て、該当する行だけを読んでください。

光コラボなどの事業者経由で申し込む場合、この「HP申込」「HP以外」の区分がそのまま当てはまるかは、公式の情報だけでは分かりません。次の節で扱います。

光コラボ・独自回線は未確認の範囲

NTT東日本の改定ページには、光コラボ事業者への適用範囲の記載がありませんでした。NTT西日本の発表本文にも「光コラボ」という語は出てきません。記載がないことは、対象外という意味でも、対象という意味でもありません。私は、どちらとも判断できないと考えています。

回線 2027年4月以降の工事費
光コラボ(おてがる光など) 公式で確認できていない
auひかり 公式で確認できていない
コミュファ光 公式で確認できていない

確認日:2026-10-12(出典一覧に掲載した東西のNTTのページには、この三つの記載がありません)。上の三つは、各社の2027年4月以降の工事費を示した公式ページを、私が確認できていない状態です。「対象外だから安心」とも「同じように上がる」とも書けません。契約を検討している事業者の公式ページか問い合わせ窓口で、2027年4月以降の工事費の扱いを確かめてください。

光コラボの選択肢としておてがる光、独自回線の選択肢としてauひかりを、次に置きます。工事費の扱いは各社の公式ページで確認できる内容に限られます。

広告:おてがる光(光コラボ事業者の一つ。工事費や条件は公式ページで確認してください)

【おてがる光】

広告:auひかり(販売代理店の申込ページです。独自回線。提供エリアや工事費、条件は公式ページで確認してください)

【auひかり】

工事費「実質無料」と解約時の残債

光回線の申込では、工事費を分割で支払い、その分を月額から割り引く形で「実質無料」とする案内が見られます。これは一般論で、事業者ごとに条件が違います。2027年4月の改定と各社の「実質無料」の扱いの関係は、今回取得した公式ページには書かれていません。

気をつけたいのは、工事費の金額が上がると、分割の総額も増えうることです。途中で解約や乗り換えをしたときに、まだ割り引かれていない分の残債が請求される契約もあります。残債の有無、請求される条件、いつまで割引が続くかは、各社の契約約款や申込時の案内で確認します。引越しで住所が変わる場合の扱いも、同じように確認先は各社の規約です。

引越しに伴う費用や特典の手続きは、光回線の引越し費用の記事とツールで整理しています。移転と乗り換えを24か月の総額で比べたい場合は、光回線の引越し手続きも参照してください。

繁忙期の申込から開通までを逆算する

2月から4月は引越しが重なって、工事日の空きが少なくなることがあります。申込日が基準なら、3月末のぎりぎりに申し込むより、工事枠の空きや立会いの日程を先に確認しておくほうが、書類の準備に余裕を持てます。工事日は、申込日とは別に決まります。

新居の入居日から逆算して、申込の日、工事の立会いができる日、開通を確認する日を並べる方法は、引越しの逆算カレンダーにまとめています。工事費の改定日である2027年4月1日は、その表の中で動かせない日付として一行追加しておくと、判断しやすくなります。

申し込む前に事業者へ聞く5つの質問

  1. この申込は、2027年4月1日より前のお申し込み分として扱われますか。申込日はどの時点で確定しますか。
  2. 工事費の総額と内訳は、今の見積もりでいくらですか。土休日の加算は含まれますか。
  3. 2027年4月以降、この事業者の工事費は改定されますか。改定される場合の金額は公表されていますか。
  4. 工事費の分割や割引の条件は何ですか。途中で解約したときの残債はいくらになりますか。
  5. ひかり電話を使う場合、ホームゲートウェイの利用料は月額いくらで、いつから発生しますか。

回答は、メールや申込画面の控えなど、後から見返せる形で残しておくと、料金の食い違いがあったときに確認しやすくなります。

向く人・向かない人

この記事の整理が向くのは、2027年の春までに光回線を申し込む予定があり、改定前後の違いを把握してから事業者を選びたい人です。NTT東西のフレッツ光、または事業者経由の光コラボを検討している場合に、確認すべき点を洗い出せます。

向かないのは、個別の見積もり額をこの記事から知りたい人です。工事費は工事内容で変わり、記事の金額は公式が示した代表例にすぎません。すでに契約して工事も終わっている人は、工事費の改定には関わりません。ただし、NTT西日本でHGWの低価格プランを使っている人は、2027年4月の利用分から月額の扱いが変わります。

まとめ

公式の案内では、NTT東西のフレッツ光は2027年4月1日お申し込み分から工事費が改定され、基準は申込日と読めます。光コラボ・auひかり・コミュファ光は未確認です。申し込む前に、上の5つの質問を事業者へ聞き、回答を残しておく手順で整理できます。

よくある質問

工事費が変わるのは、工事をする日と申し込む日のどちらで決まりますか

NTT東日本は「2027年4月1日(木)お申し込み分から適用」、NTT西日本は「2027年4月1日お申し込み分から」と案内しています。公式の文言は申込日が基準と読めます。個別の契約での扱いは、申し込む窓口に確認してください。

光コラボの工事費も2027年4月に変わりますか

公式ページでは確認できていません。NTT東日本の改定ページに光コラボの記載はなく、NTT西日本の発表本文にも「光コラボ」の語はありません。契約を検討している事業者の公式ページで確認します。

auひかりやコミュファ光の工事費は上がりますか

2027年4月以降の工事費は、公式で確認できていません。上がるとも、変わらないとも書けない状態です。各社の公式ページか問い合わせ窓口で確認してください。

自分で機器を設置すれば工事費は変わりませんか

NTT東日本は、宅内配線を再利用し、お客さま自身で回線終端装置等を設置する場合、基本工事費は改定の対象外と案内しています。ただし、この条件に当てはまるかは、住まいの配線の状況によります。

NTT東日本とNTT西日本の工事費は、同じ条件で比べられますか

比べにくい面があります。東日本はHP申込とHP以外の二つの基準額を示し、西日本は公式サイト以外から申し込んだ場合の例を示しています。どの申込窓口の金額かを揃えない比較は、誤解のもとになります。

ホームゲートウェイの利用料も2027年4月から変わりますか

NTT西日本は、ひかり電話のみ利用のHGWレンタルについて、現行は月額利用料に含まれ、2027年4月1日ご利用分から月額275円になると案内しています。月額275円の低価格プランは提供終了で、標準プラン(月額495円、改定なし)へ移行します。NTT東日本のHGW利用料は、この記事では確認できていません。

出典一覧(確認日つき)

光コラボ・auひかり・コミュファ光の2027年4月以降の工事費は、公式ページで確認できていません(確認日:2026-10-12)。料金・条件は変わることがあります。申込前に各公式ページで最新の内容を確認してください。

著者:節約と効率の研究員 | 会社員(業界非公開)

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